912 情報の質と量があなたの価値を決める

「いちばん好きな花は何ですか?」
あるいは
「いちばん好きな色は何ですか?」

この質問にあなたはどう答えますか?

あなたはたとえば
「バラが好きです」とか
「青が好きです」などと
答えるでしょう。

そのとき、バラが好き、青が好きだと
選択した「私」は何なのでしょうか。

この存在は
あなたの頭のなかに入っている
情報の集合体だと言えます。

あなたは、数えきれないほどの
情報の切れ端が集まってできた
情報の組合せ、情報の集合体です。

「私」に対する認識は
自分の名前、年齢、好きな色
好きな花、人生で幸せを感じるとき
未来の夢、などが組み合わされて決まります。

それぞれが多様な情報の切れ端の集合体であり
それによって、自分と他者を区別するのです。

私たちが吸収した情報は
3つに分類することができます。

遺伝的な情報、
知識としての情報、
そして体験による情報です。

膨大な情報の海で生きていく現代人は
今までのどんな時代よりも
多様な情報を処理し
判断する能力を要求されています。

しかし、最も信頼でき
価値のある情報は
直接「体」で体験して得た情報です。

一指 李承憲(イ・スンホン)
 

 

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