待ってあげましょう

子供にとって
夢を見つけるのが大事なことだというのは
誰でも知っています。

ところで、子供が早く夢を見つけて
確実に進路を決め、一つの道で才能を伸ばし
成功するのを望んではいませんか?

どうなるか分からないから
できるだけ多くを学ばせようとして
心が焦ってはいませんか?

青少年の脳は、無限の可能性を抱いています。
その脳に確信を持たせるのは、経験という情報です。

しかし、子供たちは、学校で入試の準備をするだけで
自分の夢のために投資する余裕がありません。

そうして、漠然と、または、適性診断などで
方向性を決め、大学や職場に通い始めたものの
違う方面に進路を変えたり、
さまよってしまったりするのです。

今の子供たちは、100歳以上生きるかもしれません。
するとこれから80年もの間に、
何度も職業が変わることになるでしょう。

子供たちが社会の中で経験という情報を積み
本当に楽しく幸せに没頭できることが何なのか
探せるように待ってあげる必要があります。

そして、自分は何者か、と自分自身に問いかける
時間と期間も与えてあげましょう。
若いうちに解かなければならない大事な宿題です。

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