530 生命の循環を受け入れる

生きることは
絶え間なく出入りと浮き沈みを繰り返す
循環の連続です。
生きていく上で
より新しくよりよいものを望むなら
この生命の循環に抵抗してはなりません。

息は吐き出してこそ、また吸い込めるように
古いものを出してこそ
新しいものを受け入れることができます。
人生において
自らの望む高みにまで上り詰めた人に
低みで彷徨う時間を
経たことのない人はいません。
絶えず古きを送り、執着を手放し
抵抗する代わりに
生命を受け入れるすべを学びましょう。

生命の循環過程を完全に受け入れるとき
その中で自己否定やあらゆる欲望を超え
気高い自己と出会えます。

一指 李承憲(イ・スンホン)
 

 

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