「みにくいアヒルの子」というアンデルセン童話をご存じだと思います。
2か月ほど前に、アースビレッジの牧場に似たようなことが起こりました。
牧場のガチョウが卵を産んだけれど温めないので
その卵を抱卵しているニワトリの懐に入れたところ
驚いたことに28日でガチョウのヒナが誕生しました。
ガチョウの卵を温めたニワトリにも
ニワトリの懐で殻を割って生まれてきたガチョウにも驚きです。
ニワトリとガチョウという境界を越えて
生命と生命で出会ってひとつになって創造した生命の神秘です。
ただ卵として生まれて
そのまま消えてしまうかもしれなかったガチョウの
運命的な誕生が美しくて貴く
名前を「デバックチョンソン」と名づけました。
日に日に大きくなっていくデバックチョンソンを見るたびに
啐啄同時の心でいつも見守ってきた教え子と地球市民を思います。
自己価値を見いだし
明るい世界にしようと、自らの運命を切り開いて努力する人は皆
「デバックチョンソン」です。
デバックチョンソン!
運命を変えた生命デバックチョンソンの
幸運と祝福のエネルギーが皆さんに届きますように。