2009年07月06日スイス ジュネーブで国連経済社会理事会(ECOSOC)
主催の”公衆衛生”に関する会議で「脳教育」の重要性が公式の場で伝えられました。
主 題:公衆衛生のためのメンタルヘルスの向上」
主 催:国連経済社会理事会(ECOSOC)
共同主催:国際脳教育協会 韓国脳科学研究所 NGO協議体
講演者:
一指李承憲(IBREA国際脳教育協会会長)
Dr. Maryana Winston (IBREAアメリカワイコープセンター)
Mr. Liberato Bautista (NGO CoNGO議長)
Dr. Torkel Klingberg (スウェーデン、カロリンスカ研究所の博士)
参加者:
韓国、イタリア、インドを含む7カ国の外交官、ユニセフ、
WHO (世界保健機構)代表、国連関係者、NGO関係者、公衆衛生の専門家、神経科医など
精神の健康と脳が主題に
参加者はこのイベントに大きな興味を示しました。
なぜなら、通常はエイズやマラリアのような伝染病についての主題に限定されていたのですが、
今回初めて「メンタルヘルスと脳」の重要性を公式の席で提案した行事だったからです。
脳教育の必要性
国際脳教育協会と韓国脳科学研究院は、世界的なメンタルヘルスのために、国連に脳教育が必要だと訴え、
この提案書は国連の公式言語である6カ国語(英語・フランス語・中国語・ロシア語・スペイン語・アラビア語)で
翻訳されて各国に配布されました。
講演内容
講演者は、体の健康だけではなくメンタルヘルスの必要性を強調し、
脳教育がどのようにメンタルヘルスに関与してきたかを伝え、議論しました。
李承憲氏は、ご自身の誕生時のエピソードからはじまり、国連と繋がったきっかけ、
メンタルヘルスに関する講義と、New value, New culture, New worldへの夢と希望、
ニューヨーク市が宣言した「脳教育の日」制定のエピソードが語られ、脳教育の可能性を伝えました。
「脳は、どのように活用するかが重要で、その価値をよく見る必要がある。
医学、生理学、解剖学の分野でのみ扱うものではなく、脳の素晴らしい価値を広く知らせることで、
一人一人が活用して変化しなければならない。
成功中心の価値を超え、完成に向かわなければならない」と講義しました。