感情は
心という海に揺られている
波のようなもので
波も海に属しているが
海自体ではありません。
心という海に揺られている
波のようなもので
波も海に属しているが
海自体ではありません。
表面は荒々しく嵐が吹き荒れている海も
その中に深い静寂を抱いているように
暴風のような感情の向こうに
深く明るい心の本質があります。
その心は
私たちが怒るときには
怒っている私たちを見ていて
悲しむときは
悲しんでいる私たちを見ています。
その心を見つけると
感情に振りまわされるのではなく
感情を眺めることができ
感情の主になることができます。
波が高くなったり
低くなったりするように
感情も湧きあがったり
静まったりします。
だから
よいことがあっても
喜びすぎないようにしましょう。
下り坂のときもあるのだから。
悲しいことがあっても
悲しみすぎないようにしましょう。
上り坂になることもあるのだから。
一指 李承憲(イ・スンホン)