513 感情の主

照りつける真夏の陽射しに吹く一筋の風は涼しいですが
その風が時には激しい嵐に急変することもあります。
同じ風ですが、喜びになることも苦痛になることもあります。
感情のない風も私たちに近づいてきて多くの感情を起こすのに
感情をもつ人と人が出会って無心であるはずがありません。
私たちの心はいつもぶつかりの中にいます。
しかし、私たちは自分に起こる感情を眺め
その感情を選択する「感情の主」でもあります。
感情の主になったときに、本当の自由があります。

一指 李承憲(イ・スンホン)
 

 

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