優れた歴史学者というのは
過去にこんなことがあったと
語る人ではありません。
過去にこんなことがあったと
語る人ではありません。
過去に起こったことを
独自の観点で解釈し
よくわからなかった歴史の流れや
つながりを教えてくれたり
今日を生きる私たちの行動について
歴史的な根拠を提示してくれたり
未来の流れを予測したり
よりよい未来の設計を手伝ってくれる人です。
私たちは、優れた歴史学者のように
自分の人生を省察して解釈しなければなりません。
過去にこんなことがあった。
だから、私はうれしかった、悲しかった。
だから、私は成功した、失敗した。
これで終わるのではなく
それが私にどんな意味があり
今後の人生にどんな意味を
提示しているのかまでを考えてみましょう。
一指李承憲著『人生120年の選択』より