235 自転車に乗る

自転車に乗れるようになると決心した子供は
乗り方を教えなくても
何度かひざをすりむいたころには
バランスを取れるようになり
颯爽と自転車に乗れるようになります。

頭で理解しようとしたり
思案したりする人は著しく後れを取ります。
ひざのすりむくのを恐がっていたら
一生、自転車には乗れません。

親は、子供が自分で目標を定め、
失敗を繰り返しながら自ら学んでいけるよう
訓練できる環境を作ってあげる必要があります。

初めのうちは、後れを取っているように感じても
子供が生きていく上で
必ず身につけなければならない知恵なのです。

一指 李承憲(イ・スンホン)

 

 

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