▲李承憲グローバルサイバー大学学長は、4月9日（現地時間）米アリゾナ州セドナで
『The Power Brain』出版記念会を行った
「１日のうちにも多くの情報が流れる時代だが、知識では人生を変えることはできない。
自分に必要な情報と知識を判断できる力がある脳がパワープレインだ」
世界的な脳教育者である李承憲グローバルサイバー大学学長は９日、
米アリゾナ州セドナにあるクリエイティブライフセンターで
『The Power Brain』出版記念会を行った。
この日の講演をフェイスブックのライブ中継機能「ライブ動画」を通して、
アメリカをはじめ、日本、ヨーロッパ、韓国など、世界中の人々が視聴した。
フェイスブックが今年２月にサービスを開始したライブストリーミングサービスは、
フェイスブックを通してリアルタイムで動画を配信できる個人放送だ。
▲出版記念会の様子はフェイスブックのライブ動画を通してリアルタイムで配信された
「韓国のイ・セドルとグーグルのアルファ碁の囲碁対決は、人工知能の能力を認める契機となった。
これまでは、学習する、考える、判断する、選択する、などは人間だけに備わる能力だと思っていた。
しかし、これらの能力は私たちよりもコンピューターのほうが優れている時代になった。
これからは人間の真の価値とは何かを考えなければならない」
人類はこれまで、知識、金、成功など、物質的な価値を中心に据えてきた。
これらを得るために絶え間なく競争し、戦争を起こし、地球環境を破壊した。
人類が追求すべき真の価値とは何だろうか？
李承憲学長は、その答えを「パワープレイン」に見いだした。
▲『The Power Brain』出版記念会に参加した人々
「私たちはロボットではなく人間なので、自分の中のプログラムを自分で変えることができる。
過去の記憶や感情にとらわれず、希望や感謝など、自分が願うプログラムにチェンジできる。
自分の中にある既存の情報を変えられる脳が『パワープレイン』だ」
続いて李承憲学長は、自分の脳を活用し、訓練する方法として、
脳のオペレーティングシステム「BOS（Brain Operating System）５法則」と
「BOS５段階」について説明した。
「私たちの脳は無限の可能性を持っている。感情ではなく感性知能で、人や動物、
さらには自然と共感する能力を育て、訓練していくことで可能性を引き出せる。
そのための最も簡単な方法は五感を超えたエネルギーを感じる感覚を育てることだ」
李承憲学長は、選択して行動することによって自分の脳を訓練しなければならないと強調した。
▲李承憲グローバルサイバー大学学長の講演
「もう時間と空間を超えた新たな時代が始まった。皆さんも自分で配信できる時代になった。
一人の人間が地球全体を代弁できるほど大きな意味がある。
自分の脳を信じて選択すれば成し遂げられる。これは知識ではできない。
私たちの脳は訓練によってチェンジできる」
彼は「この本が知識ではなく皆さんのスピリットとなり、
生活の中で新たな創造ができることを願う」と講演を締めくくった。
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