【オーディオブック】永遠に老いないものとは?心の声に耳を傾けよう~『人生120年の選択』

自分の体をよく管理し、年をとっても筋肉が衰えないように、シワが増えないように、聴力や視力もできるだけ長く健康に維持するのは、推奨すべき望ましいことです。より活気に満ちた人生を過ごすために現代医学を積極的に活用するのもよいでしょう。しかし、私たちの体はどんなに管理しても、時間が経てば老いていきます。この世に変化しないものはありません。私たちの体も例外ではなく、自然の理によって老いていく体を快く受け入れることも知恵です。

しかし、私たちには永遠に老いないものがあります。人間の内面からあふれる偉大な精神、自由で創造的な意識は、年をとっても老いません。それは、人生の最後の瞬間まで「私は何者か」と私たちに問いかけさせ、時間を有意義に使うように鼓舞し、チェックします。魂と出会い、その魂が案内する通りに生きていく人は、環境の奴隷にはなりません。自分の運命の主人になります。最も必要なのは、私たちの内面からにじみ出る声、つまり魂に耳を傾け、いったい私はどんな風に生きていきたいのか、どんな人間であることを願っているのかを見つけ出し、選びとることです。

「私が本当に願っている人生は?」と、自分自身に絶えず問いかけてください。社会が決めた答えではなく、あなたの魂が望む人生を見つけましょう。頭にではなく、胸に尋ねてみます。心の奥で切に望んでいるものは何か、私の魂が心から喜ぶのはどんな人生か、何度も尋ねてみるのです。目を閉じて、胸に広がる感じに従って内面に入っていくと、ある瞬間、その答えが見つかります。その答えを見つけたら、あなたが心から願う夢を叶えるために、最善を尽くして大切な新しい時間を生きると決心しましょう。

すべての変化は選択から始まります。ときには私たちがコントロールできない人生の嵐や波によって、ときには私たちの怠惰や恐怖、習慣のせいで、何度も失敗することがあります。しかし、本気で選択し、諦めずに行動すれば、自分が望む人生に一歩ずつ近づきます。どのような環境にいても、私がその環境に置かれていること自体は変えられないとしても、その環境を少しでもよくするという選択はできます。年をとると私たちは、衰えていく体、引退や別れなど、新たな環境の変化を迎えるようになります。多くの人が、そのような変化を制約や限界として受け入れ、自分は何もできないという考えに意気消沈します。私たちを何もできないようにする環境はありません。魂が目覚めている限り、私たちはどんな環境でも変化を選択し創造できます。

私たちは、それぞれの人生の船長です。私たちは、自分の人生の旅を漂流記にすることも、航海日誌にすることもできます。それを決定するのはただ一つ、どこに行くのかを知っているかどうかの差です。その方向を選択できるのは、あなただけです。

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