地球の未来は、生命の尊重にもとづく
地球経営を通してのみ変わると話した
ことがありますが、「地球経営」というのが
聞き慣れない言葉のようなので、
昨年行ったエマニュエル・パストリッチ教授との
対談の中から以下の文をご紹介します。
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地球にも経営が必要です。
地球経営とは、地球を経営の対象にすることです。
人類の歴史上、どの時代にも
地球経営について語られたことはありません。
私たちは地球のことを、いつもそこにあって
資源を得られる対象としてのみ認識してきました。
産業文明と資本主義のシステムの中で
地球は資源を得るための略奪の対象として
様々な汚染物質を捨てるゴミ捨て場に転落してしまいました。
地球の危機は、すなわち生命の危機です。
これからは地球を経営の対象として
まず、地球を生存可能にし
その次に、地球上に新たな共存志向の文明を
誕生させられるような経営が必要です。
そんな風に地球を経営する人々、
団体、国が現れるべきです。
