もしあなたが個人生活における変化の可能性を考えるとすると、
あなたはおそらく、自分の習慣や仕事、人間関係、性格、人格、
あるいは生き方や運命といったものを思い浮かべるでしょう。
しかし、これらの物はすでに顕在しています。
物というのは、一度顕在化すると、変わることは難しいのです。
変更しなくてはならない時は、まだそれが「ソフト」である間にする方がよいのです。
人の習慣、ライフスタイル、生き方は「ハード」なものです。
ソフトなものというのは、思考や言葉、行動を指します。
思考 → 言葉 → 行動 → 習慣 → 性格 → 運命
右から左に行くほど、よりソフトで変化もより容易になります。
思考よりも左側に位置づけられるものがエネルギーです。
人生における変化が欲しいのであれば、私は「エネルギーを変えなさい」と言いたいのです。
それが、本書を通して私が分かち合いたい主たるメッセージの一つです。
新刊『CHANGE』より
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