私は毎朝、散策から1日を始めます。朝の空気をたっぷり吸い込みながら、歩行瞑想をします。
「自分を知る」あらゆる瞬間が瞑想です。私の心、私の体の状態、脳に受け入れた多くの情報を眺め、自覚していくすべての瞬間が瞑想なのです。
「私はこうなんだな」と眺める瞬間、私は感情と切り離され、自分を眺める、もうひとつの私が存在します。私が存在している場所がどこであれ、私が自分を眺める時間をもつのは、とても大切です。自分が属している時間と空間から少し離れ、自然の中を歩くのは、瞑想に最もよい方法です。
少しでも自然と出会う時間をつくってみましょう。そして、歩いてみましょう。
必ずしも外に出る必要はありません。目を閉じて、大自然の中にいるとイメージするのもいいでしょう。私たちの脳は、自分がイメージした通りに作動します。
皆さんのために、アースビレッジの自然の音を撮影しました。鳥の声、風の音、葉擦れの音を聞いてみてください。自然の中で、本来の呼吸のリズムを取り戻せることでしょう。