AI時代、
人間らしさの本質とは
何か。
知識の量やスピードでは、人間はもう人工知能にかないません。
それでも人間にしかない力があるとすれば、それは何でしょうか。
一指 李承憲(イルチ イ・スンホン) 著/株式会社 共生
脳は、頭で理解する対象ではありません
脳は、体と心の感覚を目覚めさせる体験を通して変わっていくダイナミックな有機体である——本書はそう述べ、知識を伝えるだけでなく、体験することの大切さに一貫して重点を置いています。
知識の蓄積や情報処理のスピードで、人間はもはや人工知能にかないません。それでも人間にしかない力があるとすれば、それは何でしょうか。本書はその答えを「共生知能」——人間と人間、人間と自然、人間と地球がひとつの共同体であることを自覚し、調和しながら生きていく能力——に見いだします。著者はこれを、AI時代に人間が必ず取り戻さなければならない本質的な力だと語ります。
脳教育は45年前、著者・一指 李承憲の切実な自己省察から始まりました。「人間の脳の価値を1億人に伝える」という誓いは、脳のOS(Brain Operating System, BOS)というコア技術を生み、韓国脳科学研究院の設立(1990年)、脳教育大学院の認可(2003年)を経て、学士・修士・博士を網羅する学位制度として世界で初めて体系化されました。
本書は、その脳教育のエッセンスを誰にでもわかるようにまとめた公式入門書です。原書は2010年に韓国で刊行され、2026年に「AI時代、自然知能の回復と啓発」の副題を得て改訂されました。日本語版は本書が初めてになります。
人工知能と人間を比べるのではなく、人間にしかない力を問い直します。韓国に古くから息づく脳哲学の系譜——『三一神誥』の「降在爾脳」から『天符経』の「人中天地一」まで——をたどりながら、弘益人間の精神を掘り下げます。
体の作用原理・脳の作用原理・両者の統合原理。習慣の回路、記憶、脳波、可塑性といった具体的な現象から、体と脳がどう関わり合っているのかを順序立てて解き明かします。
脳教育の方法論を、5つの段階として順を追って提示します。自分の取り組みが全体のどこに位置しているのか、なぜその順序なのかを言葉で確かめられる構成です。
「感じる」ことから始める——すべての出発点として説明される段階です。
思考と体のパターンをどうとらえ直すかを扱う段階です。
抱え込んできた感情や情報との向き合い方を扱う段階です。
ばらばらの意識と体験をどうつなぐかを扱う段階です。
自分の選択で脳を使う——脳教育が目指す到達点として示される段階です。
はじめに 脳教育が共生知能を目覚めさせる
脳宣言文 Brain Declaration
表紙・「はじめに」・目次・第1章冒頭(全17ページ)を、実際にページをめくりながらご覧いただけます。
| 書名 | 脳教育原論 |
|---|---|
| 著者 | 一指 李承憲(イルチ イ・スンホン) |
| 発行 | 株式会社 共生 |
| 発売日 | 2026年8月25日(火) ※Kindle版同時発売 |
| 定価 | 1,870円(税込) Kindle版 1,490円(税込) |
| 判型・ページ数 | 四六判(127×188mm)/214ページ/並製・左開き・本文横書き |
| ISBN | 978-4-909839-13-8(紙)/978-4-909839-14-5(電子) |
| Cコード | 1037 |
| 原書 | 『뇌교육 원론』(韓文化マルチメディア) 2010年に韓国で刊行、2026年4月8日に改訂。本書はその改訂版を底本とする初の日本語版 |
共生知能、BOS、水昇火降、精充・気壮・神明——。本書に登場する脳教育のキーワードの関係を、1枚の図にまとめました。読みながら手元に置いておくと、章と章のつながりが見えやすくなります。
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四六判・214ページ/1,870円(税込)/Kindle版 1,490円(税込)