430 良心の声

あなたはこれまで、どのような時に
自分の良心を最も意識したでしょうか?
あなたが、それに従った時でしょうか、
それを裏切った時でしょうか?

矛盾するようですが、
私たちが自分の良心に従うことを拒否した瞬間に、
私たちは良心をより意識するようになります。

良心に従う時は
自分たちの本質に基づいているため、心地よいのであり、
それに従っていることを通常は気がつかないのです。

良心に従わない時には、私たちは不自然に感じ、
居心地悪く、惨めで、苦痛さえ感じます。
良心を拒否している、あるいは逆らっていることを
強く意識するようになります。

人を傷つけるようなことを言おうとしたり、
しようしたり、あるいは考えたりするだけでも、
警告の小さな声が聞こえる、
あるいは心の荒くれ立つ感じがするのは、
私たちを正しい路線に戻そうとする神性の声なのです。
そうした警告を無視して、
正しくないとわかっていることをやった時に
感じる後悔の念も同様です。
それは良心が人の本質に根ざしているからです。

2018年が、私たちみなが良心の声に耳を傾ける
一年になることを願っています。

一指 李承憲(イ・スンホン)
 

 

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