24 一生問い続ける

誰でも生きている間に、捨てることを勉強する必要があります。
人生の最後の瞬間には、自分が使っていた歯ブラシ一つさえ持っていくことはできません。

大切なのは「何のために?」です。
捨てる勉強をするために、常に自分自身に問うべきことがあります。

「私はなぜ生きるのか?」
自分自身にいつも尋ねていれば、自分の中から答えが出てくるときがきます。
その答えを通じ、自分自身がどんな基準を持って生きているのかが分かります。

すぐに出てきた答えに正解はほとんどありません。
1年経っても10年経っても変わらない答えこそが本物です。
頭の考えから出てきた答えは、変わる可能性があります。
ただ本性から出てきた答えだけが変わりません。

「私はなぜ生きるのか?」
これは一生問い続けなければならない問いです。
これを問い続けながら生きていけば
何を捨て何を得るべきか分かるようになるのです。

一指 李承憲(イ・スンホン)

 

 

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