李承憲IBERA会長、ニューヨークのコロンビア大学にて講演

2月27日(現地時間)、米コロンビア大学で開催された「Own Your Health Conference」で李承憲協会長は、「健康に対するパラダイムの大転換」をテーマに講演を行いました。

 

「自分の健康の主になる(Own Your Health):すべての世代に必要な健康のための選択」をテーマに開催されたこの行事は、国連経済社会理事会協議資格機関であるIBREA FOUNDATIONが主催し、世界保健機関(WHO)とNGO Committee on Mental Healthが後援しました。カンファレンスには、健康分野のNGO団体、学者や専門家など約300名が出席しました。

 

 

健康が単なる個人の問題を超え、社会、経済、国家的なレベルでの予防と管理がますます重要となっているトレンドを反映した、このカンファレンスは、健康に関する全人的で能動的で、責任あるアプローチを通して元気な個人と社会のための問題と解決策を模索する場として用意されました。

 

この日カンファレンスでは、ニューヨーク・タイムズのぺム・ベルロク記者が司会者を務め、NGO Committee on Mental Healthのビビアン B. ペンダー(VIVIAN B. PENDER)委員長が出席し、挨拶を述べました。また、世界保健機関ニューヨーク事務局長のナタ・メナブドゥ博士、ニューヨーク医科大学のトラウマ専門医グレン・サックス博士、コロンビア大学副学長でハーレム病院の医療責任者であるモリス・ライト博士、コロンビア大学のニントテンヘン教授、国際脳教育協会李承憲会長などが講演者として発表しました。

 

 

李承憲会長は「健康に対するパラダイムの大転換」をテーマに、世界的に日々深刻化している体と心の健康の問題を解決するために、これまでの健康の概念や医療システムではなく、画期的な方法でパラダイムの大転換の必要性を提起しました。

 

李承憲会長は「自分の心と体の健康は誰も責任を取ってくれません。『私の健康は私が守る、私の健康は私が握っている』という意識を持つべきです」と一人ひとりの意識の変化が大事だと力説しました。

 

また、「将来の健康な自分のために人生の目標を決め、目標を実現した様子をイメージしながらアクションすれば、心と体の健康を回復することができる」とし、体温と免疫力を高め、心と体のバランスを整える脳の活用法を紹介しました。

 

ナタ・メナブドゥ博士は「世界の健康の現状と国連の健康目標を達成するため、身体的・メンタル的な健康のつながりの重要性」をテーマに、モリス・ライト博士は「ハーレム地区の健康状態、患者中心の関心と自然治癒法の重要性」をテーマに、グレン・サックス博士は「トラウマ治療のためのオーバードーズの問題性、トラウマ治療のためのシステム的で包括的なアプローチ」をテーマに、ニントテンへン教授は「健康的なライフのための強いメンタルの必要性」をテーマに、それぞれ発表しました。

 

これらは青少年期から老年期に至るまで、身体の健康とメンタルの健康が外部環境と社会システムではなく、一人ひとりに責任があり、自分で健康を維持し続けられるように、地域社会、国家レベルでの実践方向について議論しました。

 
[グッドブレインニュース]

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