青い空に白い雲

私は空でありたい
すべてを包容する空でありたい
雲も月も太陽も山川も
全て包容する空でありたい

私は雲でありたい
必要なところに雨を降らせる雲でありたい
風に乗って自由に流れる雲でありたい

私は月でありたい
善良な人々の話を聞いてあげる月でありたい
愛する人々の胸に美しい思い出となって
浮かび上がる満月でありたい

私は太陽でありたい
暗い夜を照らす星でありたい

私は風でありたい
美しい花と鳥と木々、汗を流しながら努める農夫
愛撫し、ささやきながらすがすがしくなるように、
すーっと通り過ぎる風でありたい

違う、それは違う
どんなものにも縛られたくない、どれでもない
生命そのままの姿
本来本性の姿でありたい

空には白い雲が流れ
山には鳥が鳴き
海岸では、波声を聞きながら
子供たちが走りまわる
山の向こう側遠方で
汽笛の音が聞こえる

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